コンクリート塊の車よけ

セメントナメクジの巣

『超芸術トマソン(p. 280-284)』、『トマソン大図鑑 空の巻(p. 158-159)』で報告されていたセメントナメクジの巣と評されたアタゴ物件を見学。

物件報告には発見年月日 1984年 4月 14日(発見者/田中氏)とあり 34年が経過。高層マンションは残っていてもアパートはどうだろうか、建て変わっているかもしれないと思いつつ、発見場所の住所が書かれていたのでストリートビューで下調べするとまだ現存していることが判明。

Google ストリートビューで現地を見る

現在はブロック塀全体に植物が茂っており年月の経過を感じさせます。

車との接触からブロック塀を守るための車よけであろうと考えられるが、はたして、この要塞化したコンクリートの塊に面している道路の具合はどうなのだろう?というのが疑問だった。

要塞化した車よけ

車よけ建設時は向かいに建物があったのであろう、そう考えると確かにトラックなど大型車の通行にはちょっと難儀しそうな狭さではある。

それにしても、このコンクリートの塊には単なる車よけを超えた芸術的なものを感じます。

2018年 9月 東京都豊島区、東池袋にて